ミリー・モリー・マンデーのおはなし
ミリー・モリー・マンデーのおはなしが始まりました。 毎年、ぞうぐみ(5歳児)のお昼寝がなくなってから、お昼の時間に読み聞かせをしているのです。 私は「上條由美子さん」のファンで、上條由美子さんが翻訳されたお話が大好きで、「ウイリーの冒険」「チャールズのおはなし」を読んで、「ミリー・モリー・マンデー」へと読み進めています。
さて、この日は「ミリー・モリー・マンデーおつかいへいく」というお話を読みました。
ミリー・モリー・マンデーは、ぞうぐみの子どもたちと同じ年頃の女の子で、イギリス(たぶん?)の田舎に家族7人で住んでいます。
「ミリセント・マーガレット・アマンダ」というとても長い名前で、おはなしのはじめにそのことが紹介されていました。
聞いている子どもたちは、「長い名前やなぁ」「覚えられへん」といいながら、みんなで口をそろえて「ミリセント・マーガレット・アマンダ」と唱えていました。名前は長いけれど、足は短くて、でも丈夫な足で家族のおつかいをこなしていくミリー・モリー・マンデーですが、おつかいがあまりにも多くて、一つ一つ思い出しながら駆けまわります。
子どもたちはまるで自分がミリー・モリー・マンデーになったかのうように、おつかいをひとつひとつ声に出して言いながら、ドキドキしている様子でした。
ところが、おばさんから頼まれたおつかいを忘れてしまったミリー・モリー・マンデー。おばさんから頼まれたおつかいが、針を買ってくるようにだったことをミリー・モリー・マンデーが思い出したら、子どもたちも「あーっ、よかった!」とほっとしたみたいです。
おはなしを聞きながら、一喜一憂している子どもたち、そんな姿を見ていると、もっといろいろなおはなしを子どもたちに読みたいと思うのでした。