1安心、安全にこだわる

給食やおやつで使用する食材は国産で無添加、無農薬、減農薬のものにこだわり、加工食品は使用せずベーコンやハム、カレールウなども手作り、おやつも手づくりにこだわっています。米は能勢の農家、牛乳は兵庫県氷上郡の酪農家、鶏肉は肉屋、魚は魚屋、菓子や調味料は自然食品の店、野菜やその他の食材は日本各地から産直で取り入れた食材を毎日仕入れています。和食中心で四季折々の旬の食材をたくさん使用し、だしは天然の食材からていねいに取っています。薄味で素材の味を生かし、咀嚼面も考えた切り方、かたさを意識した調理を心がけています。

2たのしく食べる

保育園では、ともだちや大人と一緒に食べて共感し、たのしく食べることを大切にしています。友だちと一緒に食べるからよりおいしい!と感じ、食欲も増します。苦手な物も食べてみようかなと挑戦する姿もみられます。食欲を高めるために園外での食事や目の前で配膳するなどの工夫をしています。0歳児では5ヶ月から離乳食を始めて、おっぱいやミルクとは違う味に慣れていきます。「おいしいね~」と大人が言葉も添えて味わう中で、徐々に自分で触れてみたい、自分で食べたいという意欲につながるように、形状も手づかみ食べできるよう工夫しています。

3行事食

年間を通して、日本の伝統行事や保育園独自の行事に合わせた行事食を取り入れています。季節ごとの旬の食材を使用し、全員が同じメニューを食べて楽しめるようアレルギー児にも配慮し、献立や食器、盛り付け方を変えることで特別感を味わえるよう工夫しています。

運動会がんばろう弁当♪

幼児クラスの運動会に向けて給食室からも子どもたちを応援するために、運動会の前日にがんばろうランチを毎年作っています。今年は重箱におにぎりと4種類の秋メニューのおかずを詰めたお弁当を作りました。重箱をあけると子どもたちの大歓声が響き渡り、翌日の運動会に向けて気持ちが高ぶる子どもたちでした。

4食育活動で食欲アップ

クッキング活動では、ともだちと一緒に作って食べる喜びを味わい、食への意欲につなげています。年齢に応じた調理道具にも触れ、扱うことを繰り返し重ねることも大切にしています。クッキング活動と合わせて、子どもたちが食材を見て、触れること、皮むきや筋取りなどのお手伝い活動、栽培活動、郷土料理の話をするなど、給食を食べることだけでなくさまざまな食育活動に取り組んでいます。また、給食室の職員が保育室に出向いて子どもたちの目の前で調理や配膳をするなど、子どもたちとのかかわりを大切にしています。