どれにする?こっちがいい?
うさぎぐみさん(2歳児)とロッカーがとなりあわせになってから、うさぎぐみさんと同じように、自分のロッカーの前で着替えるようになった
あひるぐみ(1歳児)のこども達です。自分のこともだけど、友達のことも気になって、お世話したくなったり、一緒にすることがうれしかったりするのです。
給食が終って着替えにやってきました。
いつも自分のことを、さっさとすませるCちゃんが、Dちゃんがやってきたので、「どれにする?こっちがいいい?」
ロッカーの中から、衣類を選びながら、Dちゃんの好みもきいていました。「ん~と~・・・・こっち!」とDちゃんも、とってもうれしそう。
選ばれたパンツはいてます!
お世話したい思いと、お世話されてうれしかった思いと、お互いの気持ちが伝わりあって、うれしくってうれしくって!
「いっしょににしよっか!」
笑いながら、とても楽しそうに、いっしょに着替えて、満足顔で、あそびに向かっていったのでした。
こんなふうに、お互いの思いが受け入れられるときもあれば、
「自分でするからいいの!!」「せっかくえらんであげたのに~!!」と、互いの思いが違って、互いに受け入れてもらえなかったことで
その悲しさから、ぶつかってしまうなんてこともありますが・・・・・・
そんなこともあったからこそ、お互いの思いを受けようとするようになってくるのだろうな~と思います。
ぶつかった時の何とも言えない気持ちや互いに気持ちが通じ合う喜びが毎日の生活の中で、
いろんな人(異年齢のこども達や大人)との関わりの中で、積み重ねてきているこども達です。
そんなこども達の「生活と遊び」がある保育園の毎日も、毎日の中のどの時間のひとときも、大切にしたいなと思います。
「生活と遊び」がある保育園てやっぱりいいな~。