はだし保育って何だろう?
川西共同保育園では、はだし保育をしています。
園内はもちろんのこと、外へ出かけるときも素足に靴をはいて出かけます。
はだし保育の利点は・・・・・・・、
①足の裏に様々な刺激を与えながら「土ふまず」の形成を促すことが目的です。
土ふまずが形成されないと、疲れやすかったり、バランスの悪い子がふえてきているのです。
②足は、第2の心臓と言われます。足の裏には、体の様々な器官とつながりあうツボがたくさんあります。
はだしで過ごすと、足裏で傾斜やすべりやすさ、路面や床の状況などが把握でき、その経験を重ねることで、歩いたり、走ったり、危険回避ができるようになります。また、石の硬さ、泥のヌルヌル感、地面の冷たさや温かさを感じたり、汚れた後に水で洗った時の爽快感など、五感をたっぷり刺激して脳の発達を促します。
しかし、最近の靴は、靴下をはいたうえで履く仕様になっているので、外から帰ったら足を水で洗うのですが、夏場になると臭いが気なります。
臭い予防、清潔保持のためには、足の洗い方を見直したり(足洗いの仕方を保健活動で看護師から指導をしました)、週1回は靴を洗う、中敷きをこまめに洗って交換するなど、家庭でも協力をお願いしたいと思います。
また、長距離を歩く時や、山や川などに行く時には、木や枝、草、虫などから足を守るために、くるぶしまでの靴下をはいて出かけるようにしています。