懐かしい友との再会
昨日、20年ぶりに幼なじみに会いました。年賀状のやり取りでは、「また会おうね」と毎年書きながら実現していなかったのです。ところが、ひょんなことから再会できることになったのです。
その幼なじみとは、私の幼稚園時代から20代前半ぐらいまでは交流があったのですが、結婚、出産、子育てや仕事に追われる日々に疎遠になっていった二人でした。
子育てから解放され、多少の時間の余裕ができるようになり、気がつけば仕事以外に夢中になるものがあるわけでもなく、何となく「さみしい・・・」と思った時、思い出していたのは、その幼なじみの友達でした。
「小さい頃は、二人で原っぱでよくあそんだよね。犬や猫をその原っぱで内緒でかっていたよね。数珠玉を集めてネックレスをつくったなぁ。」などなど、不思議なことに二人の間にずいぶん長い時間が経過していることは忘れ、たわいもない思い出話に花が咲きました。
子どもの頃、一緒に原っぱをかけまわり、思春期の頃には女の子特有の話をし、いつも一緒に過ごした友達。
幼いころ共に過ごした時間や、何でもない遊びが、こんなにも鮮明に蘇ってくるなんて・・・・・。
保育園の子どもたちも、乳児期から卒園まで約6年間仲間と共に過ごしますが、大人になっても共に過ごした仲間をなつかしいと思ってくれるだろうか・・・・・・?と、ふと思います。
保育園では、納豆のように絡み合いながら生活します。だからこそ、楽しい活動をたっぷりとしてほしい、そして子どもにとって安心して気持ちよく過ごせる場にしたいといつも思っています。
仲間同士、自分の思いを十分出し合い、それぞれを認め合う関係づくりが大事です。
そんな当たり前のことができにくい時代に生きる今の子どもたちですが、コミュニケーションの土台は乳幼児期に築かれます。保育園時代を豊かに過ごしてほしいものです。
・・・・・・・・・・・・・・幼なじみとは、「また会おう!」と言って別れました。今度会える日が楽しみです。