カエルの一生
保育園では、6月ごろからおたまじゃくしを飼育していました。
ところが、なかなか足や手が生えてこなくてやきもき・・・・・。
田んぼのおたまじゃくしはすっかりカエルになって飛び跳ねているのに、どうして保育園のおたまじゃくしはおおきくならないのか?と図鑑で調べたり、人に聞いたり、子どもたちや職員で頭を抱え込み悩んだのですが、「栄養不良?」ということが分かり、にぼしなどをあげはじめると、どんどん大きくなり、手足が出始めました!それはそれはみんなで喜んで毎日水槽をながめる日々でした。
そうして、すべてのおたまじゃくしが「カエル」になった頃、思いがけないことが水槽でおこったのです!
ある朝、カエルが一匹しかいなくて・・・・・・。捜しても見つからず・・・・。
ある一匹だけのカエルがどうも大きくなっているような・・・・・?
どうも一匹のカエルが他のカエルを食べてしまったようなのです!
そのカエルは、卒園児が学校で捕まえてきたからあげると言って水槽に入れたものでした。
カエルは動くものしか食べないらしいので、お腹がすいていたのでしょう。せっかくおたまじゃくしからカエルになったばかりのカエルがえさになってしまったんですね。
なんと、短いカエルの一生でした・・・・・・。