三つ子の魂百まで?
野菜がおいしい!
我が家は、毎週能勢から野菜を配達してもらっています。保育園のOBが無農薬にこだわって能勢で農家をしているので、お世話になっているのです。
先日は、能勢から「ラデッシュ」が届きました。葉つきのラデッシュ、とってもみずみずしくて、形も色もかわいいので、その日の夕食の食卓にのりました。
家族で(といっても20歳の息子と24歳の娘と私とやんちゃな犬一匹。夫は仕事で夜が遅いので、一緒に食卓を囲むことはありません。)食べていると、最近保育所に就職した息子が、「このラデッシュ、おいしいなぁ。なんか、小さい時のこと思い出すなぁ。」とポツリ・・・。
子どもが小さい時には、家族で休みの日には、よくお弁当を持って伊丹のバラ園に行っていました。その頃お弁当に入れていたものといえば、野菜を切っただけのスティック野菜やおにぎり、ウィンナーなど恥ずかしいぐらいの粗末なお弁当。ところが、息子はその野菜スティック野菜がおいしかったというのです。母としては複雑な心境。野菜スティックは料理したわけではないので、母の思い出の味ではないでしょう・・・・・・?でも、まぁ、みずみずしい野菜本来の味がおいしかったのか、はたまた、その頃の家族で出かけたということが楽しかったのか・・・・?
子どもの味覚は、大人がつくりだしていくもの。小さい時に、子どもにしっかり色々な味を伝えること、日本の食の文化を伝えることって大事ですよね。
私の子育て期は、たいしたことはできていなかったけれど、ファーストフードがおしいかったと言われないだけよかったかな?なんて、自分をなぐさめています。