さよなら、イチョウの木

保育園の増築工事が始まり、保育園の園庭にあった大きなイチョウの木も伐採することになりました。そして、いよいよその日がやってきました。

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イチョウの木の下の枝をはらって、クレーン車に職人さんが乗って木を切り始めました。

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何分割かして、だんだん木が切られていきました。

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最後の切り株が運ばれます。

前身の無認可の川西共同保育所の木造園舎が建設されたときからあるイチョウの木。いったい何年この地に根をはりつづけたのでしょうか?

秋になると黄色く色づき、園舎の窓から見ると一面が黄色く染まっていました。

園庭は落ち葉で敷き詰められ、子どもたちはその落ち葉で遊んでいました。

毎年、大掃除のときには、お父ちゃんたちがイチョウに木の登り、枝をおとしてきれいにしてくれました。

ずーっと保育所を見守り続けてくれたイチョウの木でした。

切った木は残して、子どもたちが使うベンチやテーブルにしたいと思っています。

たくさんの人の思いが詰まっていた木造園舎もイチョウの木もなくなったけれど、あの光景は目に焼き付いています。

今までほんとうにありがとう!