もうすぐ運動会!


昨日、運動会に向けての「みあいっこ」をしました。

「みあいっこ」とは、各クラスが運動会ですることを他のクラスに見てもらうことです。

みんな(他クラスの園児や職員)に見てもらうことで、ひとつひとつ自信をつけて当日を迎えるための大事な過程の「みあいっこ」なのです。

その「みあいっこ」で、ぞうぐみ(5歳児)が板のぼりを披露しました。今年初めて私はその「板のぼり」をみたのですが、ひとりひとり力をつけていて、自分の背丈よりも高い板にひょぃっとつかまり、腕の力と足の裏で板をけってよじのぼる子どもたち。

その子どもたちの最後に順番がまわってきたTくん。とってもいい顔でやりきりました。あまりにもかっこよく、Tくんの頑張りが見ていて伝わってきたので、思わずかけより「やったね!かっこよかったで!」とぎゅっとハグしました。

実は、昨日の朝、Tくんは「みなみせんせい、竹馬できてん」と竹馬ができるようになった喜びを私に伝えてくれたのでした。普段は自分から話しかけてくれることのないTくんなので、私も驚きました。でも、よほど竹馬に乗れるようになったことがうれしかったのだなぁと思っていたのです。だから、板のぼりの時に、そのTくんの頑張る姿に心動かされた私だったのです。竹馬に乗れるようになったことがきっかけで、さらに次にも挑戦しようとする意欲が生まれるのですね。Tくんだけでなく、他の子どもたちもこれからドラマが生まれるのだろうなと楽しみです。