やさしいお兄ちゃん
昨日、娘と食事に出かけました。今流行の「自然食レストラン」。
バイキング形式になっていて、野菜が中心なのでカロリーが気になる私も、お腹いっぱい食べれるので、たまに出かけていきます。
お腹一杯、あれもこれもとひと通り食べ終え、さぁ、デザートをと選んでいるときに、3歳ぐらいの男の子と、そのお兄ちゃんらしき小学生ぐらいの男の子が横にやってきました。
お兄ちゃんが、3歳ぐらいの男の子に何やら説明をしながらデザートを選んでいます。どうも弟君にはアレルギーがあるらしく、お兄ちゃんがその弟君の食べれる物を教えていたようでした。
その説明が何ともやさしくて、心がほっこりあたたかくなるような説明でした。
お兄ちゃん「○○(弟君の名前)の食べれるものがここにたくさんあるんやで。でもな、あれとこれは卵が入ってるからな。」
弟君はお兄ちゃんの説明を聞き、意気揚々とデザート探しをはじめました。
これがもし、「○○の食べれるものはあれとこれしかないよ。」とお兄ちゃんが言ったならば、弟君の気持ちは違っただろうなと思います。
すごく前向きなお兄ちゃんの言い方だったからこそ、弟君はデザート探しが楽しくできたのでしょうね。
とっても素敵なお兄ちゃんでした。
そんなやりとりを一緒に来ていた娘に話すと、娘は、「きっと、いつもお母さんやお父さんもそういうふうに話しているんやろうね。だからお兄ちゃんも自然にそんなふうに言えるんやろうね。」と。
アレルギーの子どもたちは、保育園の中でも食べるものが他の子どもたちと違うことが多々あります。選択肢が限られることが多いからこそ、その言動には気をつけなくてはと思いました。