川西共同保育園の保護者会は、園に通う子どもたちがより良い環境で過ごすことができるよう、園と連携しながらサポートを行っています。
保護者会と園と園児、保護者同士の架け橋になるような集まりを目指して活動しています。
保護者会のはじまり
1972年に創設した無認可保育所の川西共同保育所は、保育士と父母が共同で運営を行う小さな保育所でした。1986年に念願の園舎が完成し、就学前までの保育を開始したことより園児が増え、園内の組織を整理する必要性が生じました。そこで、父母の会(現保護者会)が誕生したのです。職員の代表、後にはOBの代表とともに日々の保育について話し合いを重ね、父母の立場から園の運営を担っていく、現在まで引き継がれている大切な組織となりました。
保護者会って何をするの?
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月に1回の定例会で意見交換(自由参加)
月に1回の定例会に来れるメンバーが集まり、行事などの確認事項の共有や、今後へ向けての改善点、子どもや園に関わる様々なことを話し合います。 保育園生活について気になることがある際は、まずは保護者会で話し合うことができ、場合によっては園に直接掛け合ったりと、子どもたちにとってよりよい環境が作れるようにコミュニケーションをとっています。
年に数回 地域や園の行事に参加
草刈り、大掃除、地域清掃への参加、夏祭り、バザー、学習会など、保護者会も園と一緒になって行事ごとを盛り上げたり、保護者同士の交流が取れるような環境ができるように活動しています。
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保護者会経験者の声
普段なかなか話す機会のない他の保護者や保育士と交流をもてたり、自分自身の成長につながったりと、いいところがたくさんあります。経験者のみなさまに保護者会についてインタビューしました。
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「子どものためにと始めたことが、いつの間にか自分にとっても楽しい貴重な時間に」
きっかけ
友人に誘われ、子どものためになるのならと保護者会総務のメンバーになりました。
大変なことも多いけど
月に一度の保護者会に加え、行事の準備、お弁当会の開催など小さい子どもを連れての活動は正直大変に思うことも多かったですが、他のクラスの保護者の方や先生とお話をする機会が増えたり、よかったと思うこともたくさんあります。子どもたちにとっても、クラスの違うお友達や小学生も参加して保育園でお弁当を食べるという非日常でワクワクする体験を毎月楽しみにしていました。
まるで大人のクラブ活動
みんなで「こんなことをしたい。」「これ、どうする?」という時間は大人のクラブ活動のようです。 「感想を書いてほしい」「卒園式で祝辞を読む」など、私がとっても苦手とする仕事も多々ありましたが引き受けると意外とできたりします。「やろうと思えばなんでもできるもんだな」 と思ってからは断らずに何でもチャレンジすることにしています。
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「どんな時でも、子どもと園と保護者が楽しく交流できる場所に」
きっかけ
コロナウイルスの影響で、園としての行事や活動ができない様子を見て、何か力になりたいと思い保護者会に入りました。私には卒園した上の子どもが2人いるので、コロナ前は園と保護者が一つになって行う夏祭りやバザーなど、大人も子どもも楽しめるイベントをよく行っていたのを知っています。
入って良かったこと
保護者会の活動をしていると、先生のお人柄がわかったり、保護者間の繋がりがもてるようになり、結果、子どもにとってもよい環境になると考えています。園の雰囲気もわかるし、親としても色々やりやすくなりますよ!
これからの目標
今出来ることをみんなで考えて、子どもと園と保護者が楽しく交流できる場をこれから作っていきたいです。
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「なんで私が?!このような活動とは無縁の人生を送ってきた私ですが・・・」
きっかけ
同じクラスのママからのかるーい誘いに乗り、初めは乗り切れてませんでしたが、気がつけば数年総務にいます。
大変だけど、まーいっか。
遅くまで保育園で会議し、暗い中お腹空かせた子どもと自転車に乗りながらなんだか矛盾した気持ちになる事もありましたが、まーいっか。おかげさまでまーいっか。の力も沢山ついた気がします。
今が本当に楽しい!
親だけで子どもにしてあげられることは少ないですが、こうやって繋がりを増やしていき、親子ともども頼れる人ができて、みんなで関わり合いながら、わちゃわちゃと過ごしている今が本当に楽しいです!
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これから入園を考える方へのメッセージ
保育園探しをしている皆様こんにちは!園のすてきな所を保護者の立場から3つお伝えします。
みんなで見守り育てる保育
保護者が積極的に保育園に関わり、立場に関係なくみんなで子どもたちを見守り育てていこうという保育、その姿勢は人とのつながりの大切さを子どもに教えてくれます。
豊かな自然とふれあう環境
周囲が豊かな自然に囲まれているので、キャンプや五月山登りなど、季節ごとの様々な自然と触れ合い楽しむ機会がたくさんあります。
子どもの自主性を尊重
先生が主導で決めてしまうのではなく、子ども達同士が話し合い、時にはぶつかり合いながら、お互いを尊重する大切さを学べるように見守ってくれます。